「観世音菩薩」の心は、海のようだと表現します。この地球上のあらゆる河の水が海に流れても、海は変わらないんです。海は汚い水が入ってこようが、構わないんです。ですから「観世音菩薩」のような心を持ちましょう、というふうに言いますけど、

私たちは「宇宙の虚空」のような心を、持ちましょう。

海すらも包み込んであるのが「宇宙の虚空」ですね。「宇宙の虚空」というのは、水で洗うこともできないんです。火で焼くこともできませんし、何かで砕こうとしても砕かれないんです。すべての惑星、星々、太陽とか、すべてのそれを包み込んでいる「虚空」のような心。

全てを受容して、また許容して、そしてすべて保有できる「虚空」のような心を持ちましょう。

ところが、この勉強をもっともっと進めていくとですね、「宇宙の虚空」すらも、狭いということがわかります。「宇宙の虚空」もすべて、私の中にあるということがわかります。これは、事実なんです。私たちが、もっと意識の成長を遂げていくと、それがわかるようになります。

それはどういう時かというと、存在と非存在をとびこえた、その「根源」を確信したとき、そのとき、「宇宙の虚空」も、私の中にあると感じられます。