アンさん  大事なのは、自分が本当は、何を思っているのかをわかることです。 悟ったと思ったのになぜ印可が降りないんだと、そうやって結局、私はまだ何か不足しているという気持ちが出てくるじゃないですか。自分の心を、自分が知らないでいるんです。 だから自分に率直になることだと言うじゃないですか。自分のことを隠す必要もなければ、それをダメだと思う必要もないんですよ。ありのままの自分をそのまま出していけば、それもわかってくるんです。 玄卯さん
 今の自分のありのままの姿をそのまま受け入れればいいんですよ。
 これをまた、心の中をほじくってなにかをやらないといけない、やってもっと何かに変わって何かになる、そのときに受け入れるようなものじゃないんです。

ホームズさん  でも、アンコールワットで初めて出会ったときのみなさんの質問と、修行なさってきて、ここの印可者たちと触れ合った後のいま、みなさんが聞いてくる質問の内容を見ると、みなさんは十分に変わってきたと思います。 アンコールワットのときに師匠に質問していた内容と、いまみなさんが私たちに投げる質問の質をみると、それは雲泥の差があるほど変わっていると思います。あの時は、質問の内容自体が自覚とは全然関係のないことばかりでした。 メンバー 自覚の意味がわからなかったからです。 メンバー ゲートさんが本物かどうか、検証してたので。。 ホームズさん みなさんは今はどうすれば自覚できるだろうというふうに質問してくるので、自覚というのは方法の問題ではないんですけれども、それでもそういうことに興味を持ったことだけでも、そういう質問をしてくるということだけでも、まだまだ歩んでいく道は長いでしょうけれど、カンボジアのツアーから、まだ短い期間なんですが、それでも、ものすごい変化があったということに満足できないんでしょうか? メンバー 満足はしてます。 ホームズさん  実は、印可をもらっても満足できない状態より、印可はなくても満足している状態の方がはるかにいいんです。私たちの目的というのは、印可
ではなくて、その印可をも含めて、限りなく成長、成熟していくことなんです。 メンバー そうなんですけれど、とりあえずスタート地点に立ちたいので。 メンバー 方法じゃないのに、方法を知りたがっているんだよね。 アンさん  実は、なにか特別な方法が必要なんじゃなくて「印可をもらいたい」という気持ちでここまで来られたでしょ。

そういう切実さが実は最高の方法なんです。 ホームズさん  今のようにもっともっと成長していきたいという心を持ちながら、生活の中でもその意志を持ち続けて、またときどきみんなと触れ合うというのが、最高の方法なんです。

囲碁に慣れたいときは、囲碁の名人の傍についてとにかく習うことなんです。独学で10年勉強するより、名人の傍で1年習った方が早い道なんです。