元手を考えてみる | 101CandlelightInc.

元手を考えてみる

1999年11月30日
私が皆さんたちを、輪廻の車輪から掴み取れる
唯一の方法は、元手を考えるようにすることです。皆さんの内面をよ?く見てください。
意識的だろうと無意識的だろうと、絶え間なくそろばん玉をはじいている
自分自身を発見することができるはずです。人間のエゴは非常に計算的です。
それゆえに皆さんは、自分がしていることについて休むことなく
損得計算を考えます。私のしていることが果して儲かる商売なのか、
この人が私に損をさせないか

師匠について行くことや悟りを追求することが、果して私に
本当に得になるのか・・・・こんなふうに、ですね。それゆえ皆さんは、何をするにも計算をしているのです。
皆さんは知ってか知らずか、私と共にフィールドの仲間たちと
多くの時間を送りました。それで物心両面で、多くのものを投資したと思うでしょう。
その時皆さんに、最も迫ってくるものは何でしょうか?
ほかでもない「元手を考えること」でしょう・・・そうして皆さんは、今日も明日も、自分が考えた
最初の元手と、いつも秤に掛つつ過ごしています。今までは儲かる商売だったと思って過ごす人・・・
投資した時間と心に比べて損をしたようだと思って
挽回をもくろむ人・・・
何か大当たりを待つ人・・・それなら皆さん?、皆さんの本当の元手は何でしょうか?
私に会う前の状態でしょうか?でなければ、当人自身が生まれる前の状態でしょうか?
人の元手はどこからなのでしょうか?
いや、元手の始まりと終わりはどこなのでしょう皆さ?ん、損する商売も、少ししましょう。
いつも利益だけ出しながら暮らせますか?ですから今からでも、多少損をしてもいいという
考えの美徳も身につけましょう。エゴは、決して損する商売をしようとしません。
エゴは打算と同じです。
ですから決して損をしようとしないのです。皆さ?ん犠牲と献身を学んでみてください・・・まさにその時、皆さんの元手は、すでに無限の豊かさであるのがわかるでしょう。
汲んでも汲んであげても尽きることがなく、与えても与えても減ることのない
虚空のような愛ですね。これが皆さんの本当の元手だとしたら
どう思われますか?

更新日: 2013-06-26 20:48:45