選択と自由 | 101CandlelightInc.

選択と自由

1999年11月30日
はかない人生・・・・・・・
今日一日が過ぎて寝床に入ると、こんな思いになりませんか?一日生きて死に、また再び一日生きて死んで・・・・ずうっと・・・
このようなはかない人生の繰り返しなのです。掠るような一日が過ぎれば、睡眠という死の状態を迎えるようになり
人々はその次の日、再び新たに生まれます。たとえ過去の記憶が残っていても、それは過去の記憶を同伴した
新たな生の始まりなのです。実は、皆さんの一日と皆さんの人生は、大きな違いがありません。
強いてその違いを挙げるなら、個と集合の違いだといいましょうか?一日という個が集まって、人生という集合を形成すること
それ以上でもそれ以下でもありませんさらに言うなら、一つの生涯の生と輪廻を通した数多くの転生の生もまた、
それと違わないのです。細部にわたって見ても、ひとつの考えが起きて、それから派生する
多くの考えが調和して、行為が生まれ、その行為たちが
別の行為たちを呼んできて・・・・・それで一日が作られるというのです。このようにして皆さんたちは、このような形式に合わせて、
数千の生を生きてきました。うんざりするほどに、です(笑)。
おもしろいことに宇宙は、人のこのような生のパターンに、忠実に
ついて来てくれています。宇宙が創造されて変化されて広まる過程は、人生のドラマと
とてもよく似ていて、そんなドラマが繰り広げられる立派なセット場に
なってくれています。人間のエゴが永遠の乞食であるように、限りなく創造を指向する
宇宙の心もまた、永遠なる乞食なのです。
そうです!創造と輪廻は、このような乞食根性から始まったのです。
けれども「神」は、決して乞食ではありません。彼は私たちに選択を付与しました。
彼は私たちに自由を贈りました。かくして、このような「乞食根性」さえも、私たちの選択になったのです。
私の選択は、私たちの選択であり、宇宙の選択であって、
神の選択であるのです。そしてそこには、いつも自由があります。皆さん!
自由を愛しましょう!そして、その自由を悟りましょう(笑)。

更新日: 2013-06-26 20:53:22