光の道を求めて | 101candlelight

光の道を求めて

2017年5月21日
彼女は光の道を追求していた人でした。光の道とは、世俗的な欲求と欲望の世界から脱皮し
崇高で、純潔で、高貴な霊的価値を求めて旅立つことだと思っていました。彼女の頭の中はいつも
美しさや平和、愛が充満したユートピアへの想いでいっぱいでした。そうしたある日、彼女は郊外の公衆プールへ行くことになりました。人混みを避けるために朝早く行きましたが
すでに二人の女性と一人の男性がプールの中に入っていました。彼らは周りのことなどまるで気にせず
水を四方八方へと飛び散らせながら、とても騒がしく遊んでいました。その瞬間、彼女は心が不自由になりました。彼らの無礼なマナーにむかむかと腹が立ってきたのです。
一体何なのよ!あの人たちは . . .そのとき、どこからともなく
風に運ばれてきたかのような声が、彼女の耳に入ってきました。  いいえ あなたは彼らに対して怒りを出してはいけません  彼らはあなたの過去の姿かもしれないのです
  過去があってこそ現在のあなたがあるのです  あなたが怒りを出すということは
  彼らに向かってではなく
  まさしくあなた自身に対して出しているということなのですその言葉を聞いた彼女は涙を流しはじめました。
しばらくの間すすり泣きましたが
その涙している最中に、彼女に痛烈な悟りが訪れたのです。世の中で一番美しいのは、私の理解だ。世の中で一番崇高かつ高貴なものは、私の理解だ。世の中で一番平和で愛に満ちていたのもまた、私の理解だ。それから彼女は
すべての霊的価値を自分の内側へと求めるようになりました。
自分の理解の中にこそ、すべてが込められていることを自覚したのです。自分の理解を通して自分の尊さがわかった彼女は
世の中でもっとも眩しい存在となりました。彼女は悟りました。
私とかけ離れたどんな真実も、それは真実ではないということを. . .(この文章は、2013年4月23日に書かれたものです。)

更新日: 2017-05-21