みなさんが今回の生で、見性できる確率は1,839,472,839,456,834,552
(百八十三京 九千四百七十二兆 八千三百九十四億 五千六百八十三万 四千五百五十二)分の1です。この数値は、今回の人類の進化の周期である千万年を基準に
一人が平均3万回の転生をすると仮定した時同時代の人類の数字と、出身国別人口
そして平均寿命80歳を一回の人生として出した推定の数値です。おそらくみなさんは
こんな大きな数を聞いたことも見たこともないはずです。涅槃経でお釈迦さまが弟子たちに
私たちが人の体を受けるということがどれだけ難しいかを説明しながら
もうきふぼく(盲亀浮木)という表現を使いました。目の見えない亀が百年を水中で暮らし
息を一回吸うために水面へ浮かび上がる瞬間亀の首を入れてすがれる穴があいた棒切れ一つに
大海原で出会うように難しいというお話です。まして私たちの体は
このように難しく受け、生まれた大切な体なのに . . . 自覚を語る師匠に出会い、自覚を共にする道伴に出会って
今回の生で見性をして、自覚をしながら生きるということに私はどれほど大きな恩恵と祝福を受けて生まれたのか
もう一度感謝してみなければならないでしょう。このような大切な機会に
自覚をないがしろにして自覚を怠り自覚を止めるというのは
文字どおり千秋の恨みを残すことです。決して二度と再び、こんな機会は繰り返して訪れないからです。(こちらの文章は2014年10月17日に書かれたものです)
更新日:
2017-10-20