キャンドルライトに入る5年ほど前に、輪廻をしないという概念に出逢いました。
その時、子供のころ輪廻を知って、何か逃れられないもののようで、心が塞がれる思いをした事を思い出しました。
輪廻をしない・・・その道はどのように歩めばよいのだろうか・・・
常識的で道徳的で、徳を積み、正しく生きていく・・・
そんな情報が入ってくる中、
徳ってなんだろう?絶対の善悪ってなんだろう?
しっくりこないまま、それまでのように当面の生活に気をとられた毎日を過ごしていました。
なので、ゲート師匠のネット動画を観たとき、この方に会えば輪廻について明らかになるのではと思い、2016年の台北ツアーの参加と同時に101キャンドルライトに入会しました。
初めは、自覚をやっている意味を頭で考えてしまい、答えを出そうと苦しくなっていました。
ただ、以前から「私の心は、私にしかどうにもならない」という思いがずっとあったので、
最後に「私」をつけて自覚を始めた時(※)は、「本当にすべての考えは私がつくっているんだ!」と、
考えの主人、心の主人であることを実感したのです。
※自覚の実践法の一つで、何かを考えたらすぐに「?と考えている私」と、意識を私に戻し、考えを作っている私を意識するやり方。
以前の私は人から「頑張ってる」「自分に厳しい」と言われていて、何かに追われているかのように生きてきました。
そこで私の今の気持ちを尊重して生活してみました。
すると義務感、道徳観などの固定観念で動こうとしている自分をたくさん発見しました。
怒りや恐れなどの感情も、正面に置いて見てみると、小さくなり消えてゆきます。
また、私の善悪の固定観念は私を責めていましたが、善と考えているのはだれか?悪いと考えているのは誰か?と切実に見ていくと、自責している私が見えてきました。
そして、考えで正解を探す、解決しようとするクセに本当に気がつかないうちに飲み込まれて、気づくととても疲れていました。
固定された観念は自分にとってはあまりに当然過ぎてわからないものです。
ただ、どれも、私がつくりだした考えだということに気づき、
自分の考えで自分を縛り付けていたのだなとわかりました。
絡んだ糸をほどくように、どんどんと解放されていきます。
頭で解るのではなく、体感します。
だんだんと、感情や考えをそのまま受け入れられるようになると、力がわいてきます。
俯瞰して見ることができるようになってきます。
私はゲート師匠と会い、キャンドルに入会し気づきと体感を通して解放され、
自由になっていることを感じています。
ゲート師匠、キャンドルの道伴のみなさまに本当に感謝します。
そしてここまで読んでいただいたみなさま、ありがとうございました。
配信日:2018年8月10日