現在を変化させることのできる力

2017年11月11日
ハエの子一匹でも恨みがついたなら 天地工事がなりませぬ. . .


20世紀初に姜甑山という方が、このようにおっしゃったといいます。
恨みの力とは、このようにすごいものなのです。


恨みの力は、周りの人々をある状況へと引き込む強力な重力を持ちます。
ですから、強力な恨みを持つ人と一緒にいると、周りの人々は、
我知らずたやすく恨みの重力場に閉じ込められるようになり
抜け出すのが難しくなるのです。


否定的な想念の凝集は、肯定とは異なり、とても簡単に起こるのですが、
それは人々が、肯定よりは否定性向へとたやすく陥るためです。
理由は、自分に対する確信よりは不信が高まっているからで、そのわけは

「自覚は遠くにあり、考えは近くにあるため」でしょう。


それでは、またこれに対する理由はなんでしょう。
自己成就よりは自己放棄をするためです。
これが私たちの言うカルマというものです。
いつも自分を放棄した生き方、すなわちそれがカルマになるのです。


何に対する放棄でしょうか

自分に対する放棄です

自覚が欠如していたのです

自覚を知らずにいたからです


ですからこのような過去生のカルマから抜け出すのことが、
なかなか簡単ではないのです。


長らく自分が生きてきた 生き方がそうしたためです。
このようにして絡み合っている因縁、利害関係、これを
私たちは、カルマ・業報と呼ぶのです。

前生の善因縁、悪因縁があるのは明らかです。
この度のことを含めた全てのことの原因が、
今生にもあって前生にもあったのは
何人かの弟子が知っており、私もまた知っています。

しかし、過去の情報は重要なものではありません。
現在を変化させることのできる力。私は自覚の力を信じます。
自覚の力だけが、過去のカルマから解放される唯一の道だからです。

しかし、過去の情報は重要なものではありません。
現在を変化させることのできる力。私は自覚の力を信じます。

自覚の力だけが、過去のカルマから解放される唯一の道だからです。

自覚は、過ぎた私の過去に関する全ての掛けがねを
解き捨てることのできる唯一の鍵であるからです。


ですから、私たちみんなが自覚の光を発せねばなりません。
もうこれ以上悪因縁の輪がつながらないように
私たちみんなが自覚し、さらに覚醒せねばなりません。

そして、まさしくそうなのです。




(この文章は 2013年09月09日に書かれたものです)

更新日: 2017-11-11