自覚……喜びと共に

今年50歳を迎えたK・S(男性)です。演劇関係の仕事をしています。

私が101キャンドルライトに入会したのは、俳優業の下降現象が直接的な契機でした。『中庸な心』と『現実創造』を求めて入会致しました。
キャンドルへ入会して約1年半経ちますが、最初の1年間は『現実創造』に傾いていたのか、正面から自分と向き合えてなかったような気がします。

しかしある時期、『自分って本当に何なのかを探してみよう』と思い始めました。…『自分の名前、性格、価値観、過去の体験も全てを取り除いた自分って何なのだろう???』
…するとある時、『フワッ』とシャボン玉が弾ける感覚がありました。

……自由だ!

その後の自覚(思考・感情観察的なもの)も一進一退でしたが、『自覚ノート』をつけ始め、道伴さん(キャンドル内での仲間)と積極的に交流することによって少しずつ無意識への気付き、受け入れ、手放しが起こり始めてきました。

◇以下その一例を挙げます。

私の人生全般、とりわけ演劇人としての現象は『夢の実現』と『夢の喪失』の繰り返しでした。精神的には躁鬱の繰り返しです。…私は『何故いつも浮き沈みが起きるのだろう?』と本当に疑問に思っていました。

また十数年前に離婚をして子どもと離れるという現実は最大の悲劇でした。それ以来、私はずっと『演劇と子どもだけを見て生きていこう』と歯を食いしばり走り続けました。

今気づいたことは……『夢』を達成させようという私のエネルギーには、常に自己否定的な不足感が纏わり付いていたこと。それはあたかも『俺にはやり遂げられる力があるんだ!』『子どもに尊敬されるパパでいるんだ!』と不足感ある自分に証明せんばかりに。

……とある道伴さんを通じて学びました。

『この3次元の世界は磁石と同じで、必ず両極が現れるのです』と。

これは目から鱗です。
不足感もなく現状に満足出来る人は精神的にも中庸ゆえ、人生の波乱も少ないそうです。うちの母は正にそういうタイプです。父も家族を守るためにコツコツと中庸を保ち、サラリーマンを勤め上げた『見上げた』父です。

しかし私はどうやら、そういう両親を見て、『つまらない生き方』(不足感)とジャッジしてしまったようです。両親の生き方を『つまらない人生』と勝手にジャッジして、自分こそが不足感有りきのエキサイティングな人生を選べば、そりゃ両極を体験するわけです。(笑)

……また最近こんなことにも気付きました。

一番好きなことを仕事に選んだのだから遊んではいけない!遊ぶ暇とお金があったら子どもに捧げなくてはいけない!…と思い込んでいたことを。子どもへの罪悪感もありました。

私は自分が『遊ぶ』ことを抑圧していたのです。遊ぶことだけでなく、『遊ぶ感性』すら抑圧していたのだと思います。これでは俳優どころか人間としての豊かな心が育まれるはずがありません。(笑)

それで最近は、赤字になってでも遊ぶことを優先しています。その結果、ワクワク感と感動を得る機会が多くなり、子どもの頃のような心を取り戻しつつあります。

……そして直近に気付いたこと。

心の周波数(気分)の重要性。目の前で起こる出来事への解釈が心の周波数によって全く変わってくるのを感じています。それは過去や未来への認識さえも。
何をするにしても先ず心の周波数を自覚することが大事な気がしています。

いくつか例を挙げ、私の気付きを記しました。
今でも様々な葛藤、気分の浮き沈みもあります。しかしそれらをしっかり自覚していると、何故だか立ち直りも早くなり、その度自覚が深まります。
今は私の根深そうな『不足感』や『劣等感』、『抑圧』の正体をより見極め、受け容れるべくコツコツ自分と向き合っています。…『常に自分を俯瞰せよ!』です。

今後も自覚と共に一歩一歩あゆみ、我が心の進化に感嘆する日を見るのが楽しみです。
現実創造に関しては、『大いなるわたし』を羅針盤にして、『行動そのもの』を瞬間ごとに楽しんでいきたいと思っています。

以上、私のキャンドル体験記です。お読みいただきありがとうございました。

配信日:2019年9月10日