投稿日:2018年4月28日
最終更新日:2020年9月4日

どこに行かねばならないか

相次ぐ航空機事故. . . .地球のあちらこちらでの果てしない紛争. . . .
それによる犠牲と死。
私たちが住んでいる暗鬱な世の中の姿です。

あの尾根の向こう側で煙が立ち上るのを見ただけでも
私たちは行かずともそこで火が出ていることを知ることができるように

他人の死はいつか必ず私の死になり得るのだという教訓を
深く心に刻まなければなりません。

死んで花々に囲まれ積まれたところで何の甲斐があるでしょう。
生きている時、感じて楽しみ、自覚することが重要なのです。

自覚のある人生は、機会です。
そして実にそうなのです。

この大事な人生の機会を
無意味、無価値、無気力に過ごしてはいけません。

いつ何どき落ちるかわからない
葉先の露が、他ならぬ私であり

いつ何どき消えるかわからない
風の中の灯が、まさに私なのです。

私の命は
吸って吐くことの一呼吸にあると言われたお釈迦さま。

このような世の中
このような人生で最も価値あるのは自覚することであり

自覚を通して私の意識を覚醒させ
自ら目覚めていくことです。

私の今日一日を
目覚めていく一日、大切な今日一日として
つくってくださるよう願います。

(この文章は2014年07月25日に書かれたものです)