投稿日:2020年6月24日
最終更新日:2020年6月24日
最終更新日:2020年6月24日
極めてもっともな真理
人は、私の心という言葉を使います。
そうして心を、肉体的な「私」に属している付属品ぐらいに考えています。
しかしこのような考えは、私のアイデンティティーを忘却した誤謬から始まったものです。
私のアイデンティティーは何でしょうか。
私は精神であり、意識であり、心です。
いままで輪廻転生してきた数多くの生がそうであったように、肉体は私の精神によって随時、他の肉体に変わってきました。
ですから肉体的な私は、私の一部であるに過ぎません。
言い換えれば、心が肉体の一部ではなく、肉体が心の一部ということです。
すなわち心は、私の所有物ではなく、私自身なのです。
それで、すべてのことが心にかかっているという一切唯心造の真理が、当然の真理となるのです。
主権は肉体ではなく、心にあります。
私は肉体の君主です。
心がすなわち、私であるからです。
(この文章は2014年4月9日に書かれたものです。)