投稿日:2013年2月6日
最終更新日:2013年2月6日

皆さん、今は・・・

人はあることで、自ら過ちを犯しても、それを自分がしたと自覚できず
そんなふうに繰り返し続けたなら、ほんとうに愚かであきれたことだと言わざるを得ないのです。

私が全てのことを作っておいて、私が全てのことをしているにもかかわらず、
そんな「私」はすっかり忘れたまま、私が作っておいた現実と私が広げておいた行為に陥っていたなら、

それは魂を奪われた人であるか、
正気を失った人であるか、
狂った人だという言葉を聞くしかないのです。

自分が考えを作っておき、自分が感情を作っておいたのにもかかわらず、
それを自分が作っておいているという事実を自覚できないまま、

そんな考えと感情にはまって、苦しみ、怒り、悲しみ、もどかしがり、心が乱れるというのなら、
これはどれほど正気をなくしたことでしょうか・・・

また、自分が考えを作っておき、自分が感情を作っておいたにもかかわらず、
それを自分が作っておいているという事実を自覚できないまま、

そんな考えと感情を暴いて見せると分析して、
そんな考えと感情を屈服してみせると己を磨き、修行をし、人格修練をしなければならないというのなら

これまた、どれほどこっけいな光景を演出していることでしょうか・・・

皆さん・・・今、気をしっかり持ってください。

「自覚は気を失うことではなく、気をしっかり持つことなのです。」